Chateau Beau-Sejour Becot

シャトー・ボー・セジュール・ベコ

フランス:ボルドー サンテミリオン地区 Saint-Emilion Premiers Grand Cru Classe B
 

 

格付け改定で再昇格されていることでも有名なシャトー

 1855年の格付けからプルミエ・グラン・クリュ(第一特別級)であったが、1970年代に積極的な畑の買収策等のトラブルを理由に格下げという憂き目に、、、。しかし、80年代からはめきめきと品質は向上し、同地区最良のワインとの評価を得て、1996年の改定で再昇格されていることでも有名なシャトーです。
 現在、さらに品質が向上する、厚みのある素晴らしいワインです。
 

2014
シャトー・ボー・セジュール・ベコ
¥8,300
2013
シャトー・ボー・セジュール・ベコ
¥7,710 品切中
2011
シャトー・ボー・セジュール・ベコ
¥7,450 品切中
2004
シャトー・ボー・セジュール・ベコ
¥8,390 品切中

ロバート・パーカーJr.ボルドー第4版より
 ボー=セジュール・ベコの品質は、1980年半ば以降大幅に向上した。皮肉なことに、ボー=セジュール・ベコは1985年におけるサン=テミリオン・ワインの格付けでは格下げされたのであるが、1996年の格付けで第一特別級に返り咲いた。畑は、石灰岩の丘の上の立地のよい場所にあり、リッチで、フルボディで、しなやかで肉づきのよいワインを生み出している。なるほど、非常によく熟したブドウを収穫し、新樽をたくさん使い、瓶詰めするといった決定が自然と功を奏したらしく、このワインに噛みごたえのある舌触りと、芳醇さと享楽的な魅力を与えている。このシャトーのコンサルタントを務めるエノロジストは、リブルヌの著名なミシェル・ロランである。
 
~一般的な評価~
 ボー=セジュール・ベコは1996年のサン=テミリオンの格付けで、プルミエ・グラン・クリュの地位に返り咲いた(1986年に格下げされていた)。それ以来、ここのワインは印象的である(とりわけ1980年代半ば以降)。このワインのけばけばしく、度が過ぎたスタイルを非難する人もいるだろう。しかし、ワインが楽しみのための飲物であるなら、ボー=セジュール・ベコは、期待に沿うのもだ。
 
平均年間生産量:7万本
畑 面積:16.5ha、平均樹齢:35年、植樹密度:6600本/ha、平均収量:37hl/ha
育て方:発酵とマセレーションは温度管理されたステンレス槽で28~30日間。マロラクティックと18ヶ月の熟成はオークの新樽で行う。清澄も濾過もしない。
ブドウ品種:メルロー70%、カベルネ・フラン24%、カベルネ・ソーヴィニョン6%
所有者:ジェラール&ドミニク・ベコ