2012 シャペル・ド・オーゾンヌ


La Chapelle d'Ausone

いまやペトリュスを凌ぐ入手困難度と高評価を得るシャトー・オーゾンヌ。こちらは、そのオーゾンヌのセカンドラベルです。若樹のブドウを使用し、醸造方法はファーストラベルと同じという贅沢なワイン。
 
外観は紫がかったガーネットの色調。グラスからはブラックチェリーやプラムなどの果実のアロマに加え、スミレやバニラ、セージ、クローヴのニュアンスが漂います。味わいはスムースなタンニンと新鮮な黒系果実の風味が特徴的。柔らかいアタックと共に、しなやかなストラクチャーが感じられます。スパイスの香りを纏ったエレガントな余韻が残ります。
 

ヴィンテージ情報

2012年のボルドー右岸は、水を保持する特性を持つ粘土質土壌が8月の日照りにおいて優位に働き、早熟なメルロに最適となった年。凝縮味がありバランスの整った味わいが特徴で、特にポムロルにとって素晴らしいヴィンテージとなりました。
2012年のシャペル・ド・オーゾンヌは、ワイン・アドヴォケイトにて、「40年代から80年代のオーゾンヌの多くのヴィンテージより優れており、所有するヴォーティエ家の努力の結晶とも言えるだろう」と賞されています。

ヴィンテージ 2012
原産国 フランス
産地 ボルドー
地域 サン・テミリオン
アペラシオン サン・テミリオン グラン・クリュ
格付 セカンド・ワイン
生産者 シャトー・オーゾンヌ
容量 750ml
ぶどう品種 メルロー25%、カベルネ・フラン60%、カベルネ・ソーヴィニョン15%
味わい フルボディ
アルコール度数 13.5%
ワインアドヴォケイト  93
ジェームスサックリング  95

サンテミリオンのトップシャトー


近年、アラン・ヴォーティエの肩入れによって、オーゾンヌはついにその神話的な地位にふさわしいく完全に復活しています。熟した黒い果実を思わせる香りが見事に凝縮されており、濃密なタンニン分もあまりにきめ細やかなため、一見穏やかな印象さえ与えます。長い熟成を楽しめる逸品です。
 

 
サン・テミリオン村の石灰岩の丘の斜面の有利な場所に位置するシャトー・オーゾンヌは、サン・テミリオンの中で、たった4つのシャトーにのみ許された最高の栄冠、「サン・テミリオン・プリミエ・グラン・クリュ・クラッセA」(第1特別級A)を獲得する別格扱いのシャトーです。5大シャトーにペトリュス、シュヴァル・ブラン、オーゾンヌを加えたボルドー8大シャトーに数えられ、多くのファンを魅了し続けています。

「オーゾンヌ」とは、ローマの詩人であり、紀元後320年〜395年の生涯をここで送ったアウソニウスという人物にちなんで名づけられました。現在はオーナーのアラン・ヴォーティエの見事な管理、運営のもと今も品質を向上し続けています。オーゾンヌは生産量が少ないため、入手するのは不可能に近いレア・ワインの筆頭です。
 
 

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Chateau Ausone