2021 ヴィーノ・デ・プエブロ シャルドネ
べティッグ


Vino de Pueblo Chardonnay
Baettig

ワイン名の「プエブロ」とは、スペイン語で「村」を意味します。チリ最南端のマジェコ・ヴァレーにある特別なD.O.「トライゲン」村の葡萄のみで造られます。ブルゴーニュより冷涼なトライゲン村のテロワールを美しく鮮やかにワインに描き出しています。手摘みで収穫された葡萄を全房プレス後、酸素を加えず清澄。自然酵母のみでフレンチオークの樽で発酵後、9ヶ月間熟成。
 
色調は輝きのあるグリーンがかったイエロー。白桃、洋梨、アカシアの白い花のような華やかで上品な香りに、ヘーゼルナッツ、アーモンドの香りが加わり清冽でいて、複雑で濃密な香り。キラキラとした酸とミネラル感、晴明な果実味が際立ちます。

ヴィンテージ 2021
原産国 チリ
産地 サウス
地域 マジェコ・ヴァレー
アペラシオン トライゲン
生産者 ロス・ヴァスコス
容量 750ml
ぶどう品種 シャルドネ
味わい 辛口
アルコール度数 13.0%

ファインワインの歴史に幾つもの偉業を残した天才醸造家が遂に独立

ブルゴーニュのトップドメーヌと変わらぬワイン造りで、コシュ・デュリ、ルロワ、ヴォギュエ、ルーロ等を彷彿させる聖域の美へと昇華したピノ・ノワール&シャルドネのワイン。

フランシスコ・べティッグ

Francisco Baettig
チリワイン初となる<100点満点ワイン>を3度生み出し、2016年には「世界最優秀醸造家」にノミネートされる等、「ヴィーニャ・エラスリス」のチーフワインメーカーとして、世界的に高い評価を博してきたフランシス・べティッグ。<100点満点>を獲得した「ヴィニエド・チャドウィック」「セーニャ」は、カベルネ主体のボルドースタイルのワインだが、クールクライメットの畑「アコンカグア・コース田」から創り出したピノ・ノワール&シャルドネからなる最高峰ワイン「ラス・ピサラ」でもファーストヴィンテージから<98&96点>という高得点を獲得した。セカンドヴィンテージでは、更にDRCと並ぶような<99&98点>という世界最高評価を得て、ニューワールドのピノ・ノワール&シャルドネでは、突出した実力を見せてきた。

ブルゴーニュのトップドメーヌと変わらぬワイン造り
収穫ご醸造所に運ばれたシャルドネは、全房のまますぐにプレスしでキャンタージュする。酸素を一切加えずに、自然な澱落としだけによる清澄を行うことからも、いかに健全で綺麗な葡萄を使用しているかがわかる。自然酵母もにで醗酵を行い、発酵後も澱引きを行わずマロラクティック醗酵を行う。(澱引きせずマロラクティック醗酵を行うことで亜硫酸を添加せずにすむ)亜硫酸の添加はプレス後20mg/lと発酵後30mg/lのみの最小限に抑える。濾過も行わず、旨味を最大限保ちながら瓶詰めするナチュラルなワイン造り。