2018 パーセラ・ウニカ・アルヴァリーニョ
アンセルモ・メンデス


Parcela Unica Alvarinho

Anselmo Mendes

最良の区画から厳選したアンセルモ渾身のアルヴァリーニョ。長期熟成にも耐えうる本格派。
 
野生の花やミネラルを思わせるヒントとグレープフルーツなどの柑橘のアロマ。ヘーゼルナッツやシナモン等の風味に樽由来のバニラやキャラメルの香り。いきいきとした酸があり、スモーキーな余韻。
 
パーセラウニカは単一区画の意味。収穫後にブドウを低温保管し、400Lのフレンチオーク新樽で発酵、そのままバトナージュを行い9か月熟成。その後瓶熟で12か月熟成。

 
ヴィンテージ 2018
原産国 ポルトガル
産地 ミーニョ
地域 フランス
アペラシオン ヴィーニョ・ヴェルデ
生産者 アンセルモ・メンデス
容量 750ml
ぶどう品種 アルバリーニョ100%
味わい 辛口 ふくよか
アルコール度数 13.0%
ワインアドヴォケイト  93
 

農法:サステイナブル

 
アンセルモ メンデス氏が1998年にモンサオン&メルガッソ地区に設立したワイナリー。モンサオンに生まれ育ち、幼少時代よりワイン造りに親しんできたアンセルモ・メンデス氏は、農業工学、醸造を学んだ後、ポルトガル内外でコンサルタントとして活躍、いくつものプロジェクトを成功に導きました。そしてついに自身のアルヴァリーニョ造りを開始しました。当時はヴィーニョ・ヴェルデといえばやや甘口で低アルコールの微発泡ワインが中心でしたが、アンセルモ氏は木樽での発酵やシュール リーでの熟成を取り入れた本格的な辛口スティルワインを生み出し、国際的にも非常に高い評価を獲得しました。
彼の活躍はヴィーニョ・ヴェルデ全体の品質向上にも貢献し、今やヴィーニョ・ヴェルデのみならずポルトガルを代表する造り手として高く評価されています。
 

 
ミーニョ地区の土着品種でもあるアルヴァリーニョ、リマ川沿いの歴史ある品種、ロウレイロ、ドウロ川沿いヴィーニョ・ヴェルデ南部で造られるアヴェッソの3種の白ブドウと黒ブドウ1種を主に栽培しています。白ブドウはすべて自社畑で、栽培時には丁寧な剪定により収量を制限。ブドウが完全に熟したタイミングを見極めて収穫を行います。醸造は非常に優しい力で果実をプレスし、低温で発酵。白はすべてマロラクティック発酵を行わずに仕上げます。