Domaine de la Romanee-Conti
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ
フランス:ブルゴーニュ
世界で最も有名なブドウ園
ドメーヌはド・ヴィレーヌ家とルロワ家(現在はマダムの甥アンリ・フレデリック・ロック氏が経営に参加)によって運営されています。1942年にはドメーヌを会社組織にし、正式名称を 「ソシエテ シヴィル デュ ドメーヌ ド ラ ロマネ・コンティ」としています。
ヴォーヌ・ロマネ村に24.84haのグラン・クリュの畑と、シャサーニュ・モンラッシェ村のモンラッシェに0.67haのグラン・クリュの畑を所有します。現在は、バタール・モンラッシェ、ヴォーヌ・ロマネの1級、村名の畑も所有していますが、DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)として販売されるは、エシェゾー、グラン・エシェゾー、ロマネ・サン・ヴィヴァン、リシュブール、ラ・ターシュ、ロマネ・コンティ、モンラッシェのみです。
DRCは中世から続いた長い歴史の中で、「伝統」が継承されてきました。今日、ワインも科学の進歩によって、最適な技術をワイン造りに取り入れることができます。しかし、科学を理解した上でワイン造りはやはり「伝統」にもどっていきます。例えば、化学肥料ではなく微生物の力を生かしたコンポスト(堆肥物)を使う、重いトラクターを使うと土を押しつぶしてしまいブドウの生育に良くないため、農耕馬を使うなどです。伝統を重んじながらサイエンスやテクノロジーなどを取り入れ、自然がテロワールを通して与えてくれた素晴らしいものに敬意を払い、ワイン造りに取り組むことが大切だと考えています。
さらに詳しく
モンラッシェ
Montrachet
Domaine de la Romanee-Conti
シャサーニュ・モンラッシェ村モンラッシェ畑:グラン・クリュ
8ha中0.7ha所有
一口含んだだけで体じゅうが香り立つような素晴らしい芳香に富み、深みと優雅さをあわせ持ちます。大デュマが「脱帽し、ひざまずいて飲むべし」と評した畑。
ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ キュヴェ・デュヴォー・ブロシェ
Vosne Romanee 1er Cru Cuvee Duvault Blochet
Domaine de la Romanee-Conti
コート・ニュイ地区ヴォーヌ・ロマネ村
高品質かつ多産な歴史的銘醸年の1999年に、DRCでは贅をつくしたワインづくりに挑戦しました。収穫を二度にわけ、まず最初に完璧な上にも完璧な房を厳選し、この葡萄から特級ワインを醸造。その一週間後に残された葡萄の完熟を待って二度目の収穫を行い、すべての特級畑の葡萄を使ってこのワインを醸しました。
エシェゾー
Echezeaux
Domaine de la Romanee-Conti
フラジェ・エシェゾー村エシェゾー畑:グラン・クリュ
37.7ha中4.67ha所有
エシェゾーとはケルト語で「住宅のある場所」という意味で、ガロ・ロマン時代には農家があった場所、その農村は現在のクロ・ムジョに当たると思われます。エシェゾーのワインはゆったりとした寛容さがあり、また、「果物」と「肉」のような味わいを楽しめるワインです。
グラン・エシェゾー
Grands Echezeaux
Domaine de la Romanee-Conti
フラジェ・エシェゾー村グラン・エシェゾー畑:グラン・クリュ
9.1ha中3.52ha所有
昔、グラン・エシェゾーの名称はレ・ゼシェゾー・デュ・バ、いわゆる下の方のエシェゾーという風に呼ばれていました。本当に素晴らしいグラン・クリュであり、クロ・ムジョ村の一番良い部分のすぐ上に位置しています。
エシェゾーの土地に少し囲まれていますが、エシェゾーと比べると、土壌が深く、土の中の石が少なめの土地です。そのため、グラン・エシェゾーのワインもエシェゾーより深く、フローラルでエレガントなワインです。そのエレガントさは、ロマネ・サン・ヴィヴァンに引けをとりません。
ロマネ・サン・ヴィヴァン
Romanee-St-Vivant
Domaine de la Romanee-Conti
ヴォーヌ・ロマネ村ロマネ・サン・ヴィヴァン畑:グラン・クリュ
9.4ha中5.28ha所有
ヴォーヌ・ロマネ村に位置している土地です。ビロードとシルクのようで、非常にデリケートな香りを放つコンパクトで深いワインであり、またタペストリーを想像させるワインでもあります。特徴的なことは、2つの顔を持っていることです。
ロマネ:エレガントで軟らかい サン・ヴィヴァン:修道院的で、厳格
リシュブール
Richebourg
Domaine de la Romanee-Conti
ヴォーヌ・ロマネ村リシュブール畑:グラン・クリュ
8ha中3.51ha所有
ロマネ・コンティのすぐ北に隣接。果実味に富んだ極めて魅惑的なワインで、熟成するにつれて信じがたいような華やぎと官能的なまでの艶やかさを身につけていきます。その香りは「百の花の香りを集めてきたような」と形容されます。
ラ・ラーシュ
La Tache
Domaine de la Romanee-Conti
ヴォーヌ・ロマネ村ラ・ターシュ畑:グラン・クリュ
6.06ha モノポール(単独所有)
ラ・ターシュの土地はラ・ターシュとレ・ゴディショ・ド・ラ・ターシュという2つの村に位置していて、丘陵の下の方から上の方まで縦に広がっている畑のため、様々で不均質なテロワールだと言えます。そのため、DRCの他の畑とは異なり、ラ・ターシュの畑の土壌は場所によって違いがあり、様々なテロワールを持った複雑で独創的なワインになります。色濃く、凝縮された印象のワインで、しばしば「ロマネ・コンティの腕白な弟」と表現されます。
ロマネ・コンティ
Romanee Conti
Domaine de la Romanee-Conti
ヴォーヌ・ロマネ村ロマネ・コンティ畑:グラン・クリュ
1.8ha モノポール(単独所有)
この醸造元を象徴する畑で、ドメーヌの持つ赤ワインの長所を凝縮した見事な味わいを生み続けています。壮麗、豪奢、神秘、奇跡、気品・・・と讃辞は限りありません。そのワインは信じられないほど長い間、口中に香りをとどめます。