シャトー・ラ・トゥール・オー・ブリオン【宮武酒店.com】

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Chateau La Tour Haut-Brion

シャトー・ラ・トゥール・オー・ブリオン

フランス:ボルドー ペサック・レオニャン地区 ※赤ワイン:グラン・クリュ

ラ・ミッション・オーブリオンのセカンド的なワイン
ch-lmhb-p.jpg 2005年がラ・トゥール・オー・ブリオンとしての最終ヴィンテージです。2006年からは、同じオーナーが所有するラ・ミッション・オー・ブリンのセカンド・ワインに組み込まれました。

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w-ch-lthb-r.jpgChateau La Tour Haut-Brion

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2005

w-ch-lthb-r.jpgChateau La Tour Haut-Brion
2005 シャトー・ラ・トゥール・オー・ブリオン 750ml 10,500円
申し訳ございません、品切中です。

2003

w-ch-lthb-r.jpgChateau La Tour Haut-Brion
2003 シャトー・ラ・トゥール・オー・ブリオン 750ml 9,200円
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2001

w-ch-lthb-r.jpgChateau La Tour Haut-Brion
2001 シャトー・ラ・トゥール・オー・ブリオン 750ml 9,200円
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2000

w-ch-lthb-r.jpgChateau La Tour Haut-Brion
2000 シャトー・ラ・トゥール・オー・ブリオン 750ml 12,400円
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ロバート・パーカーJr.ボルドー第4版より

ロバート・パーカーJr.ボルドー第4版より

 ラ・トゥール・オー=ブリオンは1983年まで、ラ・ミッション・オ=ブリオンのオーナーでもあったヴォルトナー家に所有されていた。1983年にこの2つのシャトーと、白ワインをつくるヴォルトナーのシャトー、ラヴィル・オー=ブリオンが、オー=ブリオンのアメリカ人オーナーに売却された。
 ラ・トゥール・オー=ブリオンのワインは、1983年まではラ・ミッション・オー=ブリオンで醸造され、まったく同じように扱われていた。両方とも、完全に二次(あるいはマロラクティック)発酵が済んだ後、樽の選別が行われ、いちばん有望な樽がラ・ミッション・オー=ブリオンのために選ばれ、残りがラ・トゥール・オー=ブリオンにまわされた。1982年や1975年といったヴィンテージでは、これら2つのワインの品質の差はごくわずかである。ラ・トゥール・オー=ブリオンに独自の個性を与えるために、黒っぽい紫色の、非常にタニックなプレスワインが、ラ・ミッション・オー=ブリオンよりも多く加えられた。その結果、ラ・ミッション・オー=ブリオンよりスケールが大きく、タニックで、色の濃い、グリップのあるワインができ上がった。プレスワインの添加によって、ラ・トゥール・オー=ブリオンはほとんどのヴィンテージでゆっくりと熟成する。ヴィンテージによっては(特に1973年や1976年)、もっと知名度の高い兄貴分よりもよいワインになったこともある。

 ディロン家とジャン・デルマによってワイン醸造が管理されることになってから、ラ・トゥール・オー=ブリオンのスタイルはかなり変化している。もはやラ・ミッション・オー=ブリオンのセカンド・ワインではない。デルマは、比較的樹齢の若いブドウが植えられたシャトー自前の畑から、より品のあるスタイルのラ・トゥール・オー=ブリオンをつくるようになった。その結果、印象の薄い、しなやかなワインが生まれ、ラ・ミッションだけでなく、オー=ブリオンのセカンド・ワインであるバアン=オー=ブリオンにさえ劣ってしまった。1983年より前のラ・トゥール・オー=ブリオンの肉づきのよい、筋肉質でたくましいスタイルを愛する人たちにとって、新しいスタイルはショッキングな味わいだったことだろう。

~一般的な評価~
 1983年以前は、ここはラ・ミッション・オー=ブリオンのセカンド・ワインだった。当時の所有者ヴォルトナー家は、ラ・ミッションよりもこのワインにより多くのプレスワインを加える傾向にあったため、濃厚でタニックなワインが生み出された。そのため、いくつかの昔のヴィンテージは夢のようにすばらしく熟成し、オークションで探してみるだけの価値がある。1983年以降は、管理人のジャン・デルマが、フィネスとよりしなやかなタンニンを持ったワインをつくるようになった。デルマは多くのブドウの植え替えを実施したので、樹齢は比較的若い。1990年代後半以降、樹齢が上がるにつれ、ラ・トゥール・オー=ブリオンは舌触りと豊かさが増してきた。

平均年間生産量:7万2000本
畑 面積:4.9ha、平均樹齢:23年、密植度:1万本/ha、平均収量:45hl/ha
育て方:発酵とマセレーションは温度管理された180hl入りのステンレス槽で行う。熟成は新樽30%で20ヶ月。清澄するが、濾過はしない。
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニョン42%、カベルネ・フラン35%、メルロー23%
所有者:ドメーヌ・クラランス・ディロンSA

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2005 シャトー・ラ・トゥール・オー・ブリオン
Chateau La Tour Haut-Brion

[赤:フルボディ]
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フラン
750ml 税込価格 10,500

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2003 シャトー・ラ・トゥール・オー・ブリオン
Chateau La Tour Haut-Brion

[赤:フルボディ]
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フラン
750ml 税込価格 9,200

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ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 ミディアムボディの、エレガントな作品は、プラムやカシスのアロマがある。やわらかい、繊細なニュアンスがあるスタイルをしている。ブレンド比率はメルロ68%、カベルネ・ソーヴィニョン32%で、若いうちからおいしく飲めるはずだ。予想される飲み頃:2007~2016年 ポイント87~89

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2001 シャトー・ラ・トゥール・オー・ブリオン
Chateau La Tour Haut-Brion

[赤:フルボディ]
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フラン
750ml 税込価格 6,900

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ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 暗いルビー/紫色をしており、締め付けられているようなノーズは燻煙、乾燥ハーブ、アスファルト、レッドカラントやブラックカラントを思わせる。ミディアムボディで、引き締まったフィニッシュ。2~5年はセラーで寝かせる必要があるが、さらに5~7年は持ちこたえるだろう。 ポイント89+

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2000 シャトー・ラ・トゥール・オー・ブリオン
Chateau La Tour Haut-Brion

[赤:フルボディ]
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、カベルネ・フラン
750ml 税込価格 12,400

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ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より
 2000年のラ・トゥール・オー=ブリオンの生産量は2500ケース。オーナーのディロン家とその聡明な管理人、ジャン・デルマのもとでつくられた最上のワインだ。このヴィンテージの素材は夢のように素晴らしく、畑の樹齢が増すにつれて、メルロのブレンド量が増えてきたため、かつての草っぽい、よりカベルネ・ソーヴィニョンが主体となったワインがふくよかになってきている。濃い紫色をした2000年は、プラム、ブラックカラント、タバコ、ほのかなオリーブのゴージャスなまでに甘い芳香を誇っている。甘い、ブドウの完熟感のある、ミディアムからフルボディのワインで、すごい豊かさと純粋さ、大量のタンニンが感じられる。1982年以降では最上のラ・トゥール・オー=ブリオンだ。予想される飲み頃:2007〜2020年。追記:ブレンド比率はメルロ52%、カベルネ・ソーヴィニョン43%、カベルネ・フラン5%だが、畑の構成とは完全に異なっている。最終試飲年月:2003年1月
ポイント:92