マダムのワインセラーからお宝ワインが届きました!!
1980年代後半、マダム・ルロワは買い付けるワインの質の劣化、ブルゴーニュのワイン造り、土壌のあり様があまりにも腐敗したことに見かね、自分の畑を持ち自らの手で葡萄栽培から手掛ける事を決意。1988年、ドメーヌ・ルロワを興しました。今やブルゴーニュで最も偉大な造り手の1人です。
ワインの外観は、メゾン・ルロワと似ていますが、ネゴシアン物のキャップ・シールが白色なのに対し、ドメーヌ物には赤色を使用しているため、愛好家の間では通称「赤キャップ」と呼ばれています。またヴォーヌ・ロマネに醸造所を構えるため、ラベルには「Mis en bouteille au Domaine Leroy Vosne-Romanee (Cote-d'Or)」と記されています。
ドメーヌ・ルロワ★★★★★ ロバート・パーカーJr.「ブルゴーニュ」より
ラルー・ビーズ=ルロワは、ほかに並ぶ者のない、ブルゴーニュの品質上の階層の頂点に立つ生産者である。なぜなら、まず、彼女が完全主義者だからである。そして、多くのブルゴーニュのネゴシアンやトップレベルのドメーヌの所有者たちが嘲笑したにもかかわらず、桁外れに低い収量からワインをつくり、清澄処理も濾過処理もせずに自然な状態で瓶詰めする勇気を持っていたからである。ほかの生産者たちの妬みは、全くひどいものであった。ラルー・ビーズ=ルロワは、ドメーヌ・ルロワからワインを世に出して以来、ほどんど全てのヴィンテージにおいて、最も高い確率でブルゴーニュ最高のワインを生み出してきた。
ルロワの製品群のほとんどすべてが、天文学的に高価であると同時に、深遠でもある。また、これらは、15~20年以上かけて熟成するブルゴーニュの赤を求める人には最も確かなワインである。開花には5~10年かかることが多い。ルロワは、偉大なブルゴーニュとはどんなものかを教えてくれる。
Stock List | ml | 税込価格 | |
2009 ブルゴーニュ・アリゴテ |
白 | 750 | ¥8,650 |
2011 ブルゴーニュ・アリゴテ |
白 | 750 | ¥8,650 |
マダム ルロワ「ドメーヌ ルロワを語る」 高島屋・ルロワ共同事業30周年に寄せて
2002年11月14日 東京